TRT421

パリの恋人のTRT421のレビュー・感想・評価

パリの恋人(1957年製作の映画)
3.5
オードリーヘプバーン
カラー2作目

カラーで28歳のオードリーを堪能できる
その可愛さ
その破壊力

彩りの美しさをこれでもかと強調
フィルムの質のせいで
普通に撮影しては
色を十分に表現できなかったのだろう

戦後12年経ち
夢見るのに最適な作品だったろう

驚くのは、
これがミュージカルであること
オードリーも歌が上手い
本当に本人歌ってるの?
と疑うレベル

銅像の馬に跨り腕を振り
バーで踊り
キレッキレのタップを披露
ファッションショーの舞台で踊るオードリー
歌って踊れるとは知らなかった

ファッション
表情
さまざまなオードリーを楽しめる

パリの美しさ。。
あぁ パリに行きたい

ストーリーは
本屋の売り子がモデルとして活躍する
シンデレラストーリー

ファッション誌の
コワモテ女性編集長演じる
ケイトンプソンが実に素晴らしい
映画はあまり出ていないようだ
演技、歌、踊り
一瞬たりとも隙の無い
パフォーマンスを披露
これぞエンターテイメント

恋の
お相手はフレッドアステア


。。。




ん〜
冒頭から気になって仕方ないのは

オードリーの恋のお相手は
いつもジジイばかり

フレッドアステアの演じる役の
軽薄さがまたなんとも。。

歌と踊りは確かにうまい
上記ケイトンプソンは
そのバランスを取った形に見える

だがオードリーという
新星に群がる
老年ベテラン俳優。。
悪しきハリウッドの慣習か
老害そのもの

そう考えるとハンフリーボガードや
ウィリアムホールデンも
ガッカリだなぁ

念のために言うと
決して嫉妬している訳ではない

コホン🌬

あ、私はコロナでも無い。。

えーと

ヤキモチを焼いている訳ではないが

ジェームズディーンを見た後のせいか

もっと若く 輝くような男性俳優と
共演できなかったものかと

そこが残念でならない




あぁ。。

オードリーの作品はおそらく
半分も見た事ないが
この点は
これから見る作品でも憂鬱になるだろう

オードリーが美しいが故に
誰もが羨むけど
誰にも出来ないような
美しい恋を演じて欲しかった
ただ、それだけです

そう考えると、
ローマの休日は
絶妙なバランスだったのだなぁ

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