蜘蛛巣城の作品情報・感想・評価・動画配信

『蜘蛛巣城』に投稿された感想・評価

圧巻のラストシーン
ガチ矢が飛んでくるのやばすぎ
こわい
2022.12.2 シネマワン
レイ

レイの感想・評価

3.9
映画 蜘蛛巣城(1957)日本/110分
監督 黒澤明
脚本 小国英雄 橋本忍 菊島隆三 黒澤明
原作 ウィリアム・シェイクスピア
主演 三船敏郎

実は今日午前十時の映画祭で4K上映されるのですが、3日前にチケットを買ったものの先日、陽性になってしまい映画館で観る事が出来なくなってしまいました。なのでAppleTVで407円払って自宅で観ることにしました。
ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』を原作とした黒澤明監督による時代劇に脚色した作品。オカルト要素、怪奇、ミステリー要素もありの戦国時代が舞台。
映し出されるのは人間の欲と露骨に浮び上がる本性、仲間、親友の犠牲を払ってまで天へ登り詰めた身勝手な哀しき男の末路。三船敏郎が迫力ある演技をしています。
ババアの予言が現実になって蜘蛛巣城の主になったものの、やはり主に反逆をもたらす者もいるかと、普通にそう思っていたらやはりそうなりましたが、黒澤明監督の演出は見事です。
撮影現場の裏側の話もご存知の方も多いと思います。ラストの矢が無数に飛んで三船敏郎が叫ぶシーン。本物の矢を使っているのであれほど三船敏郎の恐怖する顔を拝めたことが救い。
危険な撮影だったので腹を立てた三船敏郎が酒に酔って散弾銃持って黒澤監督の自宅まで押しかけた事があったそうです。
く

くの感想・評価

-
本当にどの画もなんでこんなに画になるんだ。
幻想と気迫の共存こその持ち味
クライマックスの矢の嵐!
今観ても圧巻です
全てはこのシーンのための前振りのようでした
必見です
neroli

neroliの感想・評価

4.5
■「マクベス」の最も成功した映画版〜■
 
 
3人の魔女の予言に従い、主君を殺して王になったマクベスが、最後には討たれるというシェイクスピアの戯曲「マクベス」。
 
黒沢明監督の『蜘蛛巣城』は、シェイクスピアの「マクベス」を日本の戦国時代に置き換え描いた、戦国武将の一大悲劇。
 
 
シェイクスピアの本場イギリスを含め、西洋の映画人や映画評論家から『蜘蛛巣城』は「マクベス」の最高の映画化として絶賛されることが多い。
 
 
 
 
■ラストシーンは圧巻〜🏹■
 
 
ラスト、鷲津武時(三船敏郎)=マクベスが、無数の矢にさらされるシーンはもう一回見たいほど迫力があった。
 
 
このシーン、矢が間違って当たったら大変だと思いながら、ドキドキして見ていましたが…。
 
実際、何人もの弓道部の部員が三船敏郎氏に向けて矢を打っていたらしい。
と言っても、カメラのすぐ近くから。
 
 
三船敏郎氏は、この撮影シーンがかなりトラウマになったらしく、酔っ払うと黒沢監督の家に散弾銃を持って押しかけたらしい、笑
 

 

■お能の要素も取り入れた作品〜■
 
 
鷲津武時の妻、浅茅を演じた山田五十鈴の演技も素晴らしい〜
 
能面のような表情、すり足や片ひざを立てて座るなどの能の動きが、幻想的な雰囲気を醸し出している。

死産の後に発狂して、「手に血がついている」とサイコーティックに手を洗い続ける表情は鬼気迫る素晴らしさ。
 
能面のような顔つきの中にたとえようもない深い恐怖と悲しみが映し出されています。
 
 
もも

ももの感想・評価

3.9
「マクベス」の冗長な部分を全てそぎ落とし、主人公の葛藤に絞ってストーリーを作っているのは良い
三木の暗殺に「奥方の妊娠」という合理的な理由を与えたのもクレバー
とはいえあらゆる枝葉(特にマクダフのエピソード)をそぎ落としたばかりにスケールが小さくなってしまった感は否めない
マルコムがわざと自分を卑下してマクダフを試すくだりとかは入れても良かったのではないか
あと合戦やアクションシーンを省略したいのが見え見えでちょっと冷めてしまう
主君殺しのシーンを見せないのはいいとして、三木暗殺のシーンはちゃんと描写した方が良かったのではないか
暗殺を命令するくだりすら飛ばしていきなり亡霊が出てくるのでかなり変
ラストシーンは有名なのでどういうものか知ってはいたのだが、合戦のあとにああなるものだと思っていたので(『マクベス』では合戦するからな)、実際にそのシーンになったときは「合戦しないのかよ……」という落胆のほうが大きくてあまり心を動かされずに終わってしまった
浜一

浜一の感想・評価

4.8
初見はもう30数年前の池袋、文芸坐。たしか「隠し砦の三悪人」と二本立てだったように思う。ビデオやDVDなどで見直してもいなかったので忘れている事の多い状態で鑑賞。
役者の所作や面、音楽など能の表現を取り入れて演出した事で有名だが、そんな蘊蓄より実際怖かった。鷲津武時の妻、浅芽が主君を殺すよう夫をそそのかす。無音の中で浅芽の着物の絹ずれの音だけが響き、闇の中に溶けるように消え、再び浮かぶように現れると小脇に毒入りの酒の入った瓶を抱えている。現代のホラーなどとは違う怖さにゾッとした。
効果音や音楽も最小限に抑える事で音の付いた場面の効果がより引き立つようになっている。無音の緊張感もたまらない。
この映画はポップコーン厳禁。私語厳禁。なんなら息する音すら抑えて黒澤明監督の演出の粋をしかと見よ!
花椒

花椒の感想・評価

3.8
午前10時の映画祭@イオン多摩センター

このフライヤーのシーン、以前何かのcmに使用されていた記憶が(割と最近)。何だったっけ?

シェイクスピアのマクベスの設定を日本の戦国時代に置き換えた作品とのこと

黒澤映画が海外での評価の方が高いというのは、台詞が聞き取れなくても問題なく字幕見ればよいというのは一因なのかと
午前10時の映画祭 4Kリマスター版
字幕がほしい。
2022(95)
skm818

skm818の感想・評価

3.7
マクベスを日本の戦国時代に移し替えた話だそうで、おいらはマクベスもよく知らなかったので、なるほどこういう話か…と思いながら見ました。台詞が少々聞き取りづらい。寝不足もあって前半ちょっと寝てしまった。主君を殺したあたりから気がつくと広間で幽霊を見て狂乱してるとこだった。みきさんも殺されたんだよね。奥方お産で死んだと思ったら、ずっとふせっていたんだな。森が歩いてくるわけないんで、あんなの後ろに人がいるカモフラージュやろとおいらでも思うが、疑心暗鬼になっている将兵たちはそこまで頭が回らんのだろう。森がうんぬんの予言も敵の仕込みかもしれんな。匿ったみきの息子から話聞いてるだろうし。状況考えたらあの矢を放ったのは味方の兵たちなわけで、ああいうむちゃくちゃな主君はいざという時誰もついてこないのだなあ。こんな人について行ったら自分の命やばいもんな。
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