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蜘蛛巣城のUSKのレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
4.6
原作シェイクスピアの映画の中で本作は最も面白い映画なのではないでしょうか。
シェイクスピアの戯曲「マクベス」を戦国時代に置き換えた作品であり、ストーリーや背景を消しさるほどの砂埃等、忠実に再現されています。
「マクベス」で未来を告げる存在である魔女が「蜘蛛巣城」ではかなり奇妙な落武者姿で出てきて最高だった。

ラスト異常な数の矢を浴びるシーンは本当に圧巻でした。50年代の映画で、何の違和感もなく矢が首を貫通するシーンを撮るとか本当に黒澤明の凄すぎ。
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