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蜘蛛巣城のmakoのレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
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午前十時の映画祭で鑑賞。
4Kデジタルリマスター版。
【映画祭初上映】
初鑑賞です。

シェイクスピアの「マクベス」を翻案した時代劇。
戦から城に戻る途中、深い森の中に迷い込んだ武将・鷲津武時(三船敏郎)は、森に巣食う魔物の老婆から「そなたはやがて城の主になる」と告げられる。その予言は現実になり―。


恥ずかしながら「マクベス」も知らずです😅
前から観たいと思ってたので、映画館で観れて嬉しかったです。
ただ寝不足で観たため、睡魔に何度も襲われたためスコアレスにします。

森の中で出会った老婆の予言。
鷲津武時と三木義明は一笑に付したが、最初の予言が当たった。
そこから欲をかいた浅芽に謀反をそそのかされた鷲津の運命は…。

老婆に会わなければ。
予言を聞かなければ。
予言が当たらなければ。
欲をかかなければ。
裏切らなければ。

いろんな要素が絡み合い狂っていく運命。
でも選択したのは自分。
予言が後押ししたのかもしれない。
なかなか深いなと思いました。
できればもう一度観たいです😅
その時に点数をつけたいです。

本作で有名なのはクライマックス。鷲津が無数の矢を受けるシーン。
ここは凄かった!
迫力がありました。実際に矢を射ったそうで、三船さんは後に話した時「怖かった、後でぶっ殺すぞ」と思ったそうです🤣(Wikipediaより)

朝ドラ「おちょやん」のモデルになった浪花千栄子さんも出演されていました。森に巣食う魔物の老婆役でした。

「マクベス」も観たくなりました♪



観客 7人
劇場鑑賞 #135
2022 #148
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