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蜘蛛巣城のkassyのレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
3.5
シェイクスピアの『マクベス』を日本の戦国時代に置き換え様式美に拘り描いた戦国武将の一大悲劇。鷲津武時は謀反を起こした敵を討ち、その帰途の森で出会った老婆から不思議な予言を聞く。やがて予言通り事が運び始めると、欲望に取り憑かれた妻にそそのかされて主を殺し、自ら城主の地位につくが、狂いが生じてくる時代劇。欲望と狂気とが伝わってきます。そして霧のシーンが印象的。上にたつのも苦しいもんです。
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