猫の輪郭

蜘蛛巣城の猫の輪郭のネタバレレビュー・内容・結末

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

器の小さな男が、予言/預言に惑わされ、いっときの天下を手にするが、空っぽの天守閣、ひとりになり、梯子を外され、転落していく。
霧の中から姿を現し、また霧の中へ消えていく蜘蛛巣城。
全てが幻、自然現象で、御伽噺のようだ。

やけにのっそりとしたカメラワークだなと思っていたが、能がモチーフになっているらしい。それであの顔か。
猫の輪郭

猫の輪郭