怒髪猫なんじゃった

蜘蛛巣城の怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)
3.9
騎馬兵が疾る。
馬、馬、馬が走る。
弓矢シーンは、度肝抜かれる。
黒澤渾身の戦場映画です。




2020.03.10(火曜日)午後7時
【追加レビュー】です。

録画DVDを持っていながら、態々NHK-BS📺放送を録画しての鑑賞です・・いったい何度観た事か⁉︎


ウィリアム・シェークスピアの戯曲『マクベス』を基に黒澤明が戦国時代を舞台に替えて描いた戦国悲劇🎬です。


モノクロ映像のスタンダードサイズでありながら、この迫力感は凄い。

城郭の素晴らしさ、能舞台を思わせる天守の間・・騎馬隊の迫力が圧巻のシーンを創りだす。


山田五十鈴の狂気の世界にも息をのむ。

最後のシーンでの三船敏郎に浴びせられる矢の凄さ・迫力感は半端ない驚きです。


当に黒澤戦場映画の一級品です。