蜘蛛巣城に投稿された感想・評価 - 109ページ目

『蜘蛛巣城』に投稿された感想・評価

ナリア

ナリアの感想・評価

3.5

心の奥底に眠る欲望に執心した末路
その一線を越えると疑心の芽は尽きることなく身を滅ぼす

やっと最期の弓矢のところまで見れた…

「千年女優への道」より観賞
逃れ得ぬ宿命/導き手の老婆/糸車のモチー…

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007ka

007kaの感想・評価

3.9
ちょっと長いな、と思わないでもないですが、山田五十鈴と有名な三船敏郎が矢を射られるシーンを見るだけでも意義は大有りです。

『七人の侍』『用心棒』は誰からも愛される名作だけど『蜘蛛巣城』はハンパじゃないマクベスの翻訳映画。もののけとか幽霊が物凄く怖い!三船と山田五十鈴の狂気の演技!本物の弓矢を三船スレスレに浴びせた黒澤の…

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三船敏郎の演技、黒澤明の脚本が光に光りまくった作品だと思う。黒澤明特有の変化が起こる瞬間に流れる音楽に観る人を引きつける何かが感じられた。セリフがなくても音楽だけでどれくらいのことが起きたか表現でき…

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takota

takotaの感想・評価

3.0
聴き取れぬ
黒澤映画の
音声に
字幕つければ
(馬のいななき)

血塗られた
猜疑の果ての
蜘蛛の巣城
鬼気迫る顔
妄執の修羅

全体的に暗い雰囲気が漂う、マクベスの時代劇版。

武時が主君を殺めるシーンの音楽の使い方に衝撃を受けた。有名なラストはこの時代だから出来たと言える無茶な撮影。

黒澤作品の男の見せ方を彩るのは山田五…

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Ron

Ronの感想・評価

4.0
物の怪にしても、ラストの射かけられるシーンにしても迫力がすごかった。
あれ本当に刺さってんのかな、
ガキの頃、テレビで見た。
幽霊出現のシーンのカットが異常に長くて、家族全員で突っ込んだ記憶あり。
prastic

prasticの感想・評価

-
パッケージになってるこの矢が放たれるシーンの三船の演技と、最後の森が動くシーン。

霧や深い闇、妖しい森のさざめき等が静かに恐ろしく、主人公の武将が堕ちていく様が手に汗握る。
シェイクスピアの「マクベス」の日本版、黒沢明アレンジ。初の黒澤作品でした。
三船敏郎さんの鬼気迫る演技は圧…

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