マクベスの映画化、ということで、今作の黒澤は人物を正面に据えるような構図が多い。
舞台のような構図、演出で魅せる。
森を動かすとはよく考えるなあ。
他の映画でも黒澤って攻め方とか逐一細かく説明するし…
スモーク焚きまくってモクモクしてるんだけど、それがまたいい。妖しい雰囲気やお城の荘厳さを助長していた。
「水墨画のようだ」というレビューを見ましたがまさにそれです。画が抜群にいい。
映画は画を映すも…
夫の陰に潜む女の野心のデカさ、そして醜さ。どんだけスモーク焚くんだよ黒澤明。スモークとヒキ画の組み合わせで荘厳さと迫力の演出が凄い。最初、何か開けた土地に柱が立ってて何だろうと思ってたら、「蜘蛛巣城…
>>続きを読む○ '57 1/15~公開
スタンダード B/W
モノラル
フィルム上映
●'93 4/6~9
『黒澤明フェスティバル』特集上映
主催: フィリップモリススーパーシネマクラブ/東宝/フジテレビジ…
読んだあらすじでは武時の妻は冷い女と書かれていたが、夫をしきりにそそのかしたわけではなく淡々とした口調で話してそれに夫が勝手に感情を荒げて巻き込まれていっただけの話で、夫の性格を分かっていたからこそ…
>>続きを読む黒澤映画は三作目、シェイクスピアの『マクベス』が元という事で授業で鑑賞。
まず悔しかったのは自分の予習不足。この映画は予習せずとも面白いが、シェイクスピアの『マクベス』をあらすじでも知っていたら面…