聴覚に訴えかけてくる映画だった。吹きすさぶ風の音や海鳴り、三味線。どこまでも剥き出しの荒々しさがある。
行き着くところまで行き着いたような地の果てにも人間の業が巡る。日本海を眼前に廃墟のような掘立て…
田舎の超閉鎖的なムラ社会、そこに定番の近親相姦要素もありつつ、都会感丸出しのテツオがそこに故郷の安らぎを見出してしまうという面白い展開
波音・三味線・じょんがら節をとにかく強調しまくる演出は観客に「…
ラピュタ阿佐ヶ谷のレイトショー『青春彷徨 ―映像詩人 齋藤耕一のあしあと―』にて
日本海の荒れ狂う波と風の轟音と津軽三味線 が鳴り続けるなか繰り広げられるとてつもなく寂しく切ないお話。
瞽女or…
「津軽じょんがら節」
〜最初に一言、津軽三味線の血の煮えたぎるような、膓に沁みる音色の中に日本芸能の全ての源を覗き見る思いがするアートシアターギルドの大傑作。私のATG十本の指に入…
津軽三味線が素晴らしすぎる…
ちゃんと映画の内容にもシンクロしてる。
パチンコ行くのに車で2時間かかるような津軽のド田舎が舞台。
本作が他のATG作品と決定的に違うのが田舎が舞台であるにも関わらず…
Blu-rayにて鑑賞
斉藤耕一監督ATG作品でも最高傑作に部類する本作は、第47回キネマ旬報ベスト・テンで1位を取得したのも納得の傑作映画。
都会をはじき出された男と女を軸に描くドラマで、津軽地…
泣きの演技に興奮すら覚えた めくらの女に魅せられたヤクザに追われる男とその情婦
起承転結が何だか数回あったように思えて長く感じたけど100分くらいなんだな、全然悪い気はしない
あの海いきてえな、波が…