津軽じょんがら節に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 3ページ目

「津軽じょんがら節」に投稿された感想・評価

Ryohei

Ryoheiの感想・評価

4.5

友人の勧めで鑑賞

初ATG作品
一応補足として
ATG:
アート・シアター・ギルドの略、「1960年代に発足し、既存の日本映画とは一線を画し、前衛的な芸術作品や野心的な青春映画を中心に傑作の数々世…

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ROY

ROYの感想・評価

4.8

初代高橋竹山の津軽三味線&斉藤真一の絵

■STORY
津軽の寂れた漁村。そこは、東京のバーで働いていたイサ子の郷里だった。イサ子はヤクザらしい男を連れている。男は徹男といい、よその組の幹部を刺した…

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さっ

さっの感想・評価

4.5

傑作。周縁(最果て)の土地と人々を超望遠のキャメラがドラマチックに撮る。褐色の風景の中に際立つ江波杏子の真紅のコート。織田あきらから滲み出る人の好さ。斎藤真一の絵が素晴らしい

cf.『恋人たちは濡…

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Kendrick

Kendrickの感想・評価

4.4
「故郷が出来てよかったわね」

波の音と、津軽三味線の音。
地方の閉塞感。

心の拠り所があることで、人生がいきいきとするもんですね。

盲目の女性が素敵でした。
荒れ狂う波、鉛色の空、津軽三味線。
田舎の閉鎖的でどこか陰湿とした雰囲気。
言葉で表せられない、日本独特の切なさがあった。

とてつもない衝撃だ。

追加予定。

漁村のどこにも行けないような閉塞感に鑑賞しながら、陰鬱で何か切ない気持ちになる。背景を荒々しい波が覆い、主人公テツオの心情に重ねるように行き場のなさ、現実の辛さを感じさせる。
重ねてイサコとのすれ違…

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bn

bnの感想・評価

4.6
どうしようもない状況ながらもしなやかな強さがあってゾクゾクした

津軽の荒波が怖く、迫力があった。地方ならではの人間模様がよく伝わってきた。見てはいけないものを観て、グサリと心が打たれた。斎藤耕一さんの他の作品も見たいと思った。

主演の江波杏子さんは、女賭博師シ…

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20200117#13
「ザ・昭和」という映画。やるせなさが観終わった後も余韻として長く残り、そのもの悲しさを味わうために何年かに一度観返したくなります。

出稼ぎ、若者のいない地方の貧困、都会から…

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mi

miの感想・評価

4.5

閉塞感たっぷりの村社会の話って、見ちゃいけないものを見せられてる危険な香りがして、どうしても好きになる。
イラストがトラウマ級のインパクトでインサートされる。
理想を求めてもうまくいかないことと、受…

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