津軽じょんがら節に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 4ページ目

「津軽じょんがら節」に投稿された感想・評価

荒れ狂う波が象徴的な作品。
なにかとてつもない問題作を見た気がする。

アンタ良かったね、故郷ができて…
三味線の音に乾いた血がうずく
狂おしくて張り裂けそう。

江波杏子主演。

東京に居場所を無くしたイサ子とテツオ。
イサ子の故郷の津軽の寂れた漁師村に流れて来る。

パチンコするにも、片道2時間かかる村に不満を持つテツオは、浜で全盲のユキと出会う。
親の墓…

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papi

papiの感想・評価

5.0

貧し〜さと汚さ〜と心細さと〜。いいね、清々しいまでに醜く貧しい!最後のラブシーンの肌の汚さ目にしみるっつの。あんな汚いラブシーンもなかなかない。あの主人公なんならエグザイルとか好きだと思うんだ、今な…

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傑作。三味線や民謡の入ってくるタイミングがとにかく絶妙過ぎてしびれる。話としては結末がわかってしまうのがマイナスっていうか、ちょっとステレオタイプな主人公の行く末は映画らしいことは映画らしいのだけれ…

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ゆ子

ゆ子の感想・評価

5.0
汽船の三味の音
荒海の音
あれらを聴いたら吸い込まれるが
あれらを聴かねば人生でない
夢に出る音がずっと鳴っていた
冬の荒海を背景に瞽女ふたりの三味線ではじまるこの映画
青森先輩!
otom

otomの感想・評価

4.6

寒村極まる。重たい人間模様は斎藤耕一作品そのものな気はするが、兎にも角にも索漠としていて『旅の重さ』的なほのかな明るさも救いも無い。見捨てられた街の現実を見せつけられる。そしてめくらと津軽三味線の組…

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隠れた傑作、超ヤバイ



登場人物たちの心の動きが丁寧に表現されていて、とても濃厚な100分を味わうことができた
強い感情がいくつも重なり合い、激しい嵐が吹き荒れているような作品

萎びた東北の…

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ATGヤバイ

激しく心揺さぶられた作品。
主人公のカップルの心情の変化が見事に描かれている。
荒れた海と寂れた田舎町のロケーションが登場人物たちの情念を表しているかのよう。
UKEL

UKELの感想・評価

4.1

近代文学読み終わった後みたいな、濃度と疲労感…
起きること全てが必然の文脈。
徹男にシンクロしやすかったのと、最後に出てきたヤクザがテンプレみたいな格好で笑った(因みに当時、仁義なき戦いを抑えて一…

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