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津軽じょんがら節のあのレビュー・感想・評価

津軽じょんがら節(1973年製作の映画)
5.0
田舎の超閉鎖的なムラ社会、そこに定番の近親相姦要素もありつつ、都会感丸出しのテツオがそこに故郷の安らぎを見出してしまうという面白い展開
波音・三味線・じょんがら節をとにかく強調しまくる演出は観客に「青森」という場所を終始意識させるし、聴覚を積極的に刺激してくるという意味では盲目のユキが物語の主軸である(プロット上は物語はユキの回想でもある)ことのメタファーでもあるのかなあと
あ