080404
暗い!
東北の寒村と盲人とヒモ男と女と、望遠レンズ。
やりたい事は分かるが、とにかく暗い。
巨匠になった斎藤耕一が陥った、自己満足の罠。
やはり映画は、最低限のエンタテイメントがないと…
このジャケットの絵、良い。
民謡・津軽じょんがら節、良い。
ストーリー、ほぼ良い。
撮影地 青森、良い。
登場人物のキャラ、良い。(特に盲目の娘さんが)
キャスト陣、良い。
全て完ペキに思えるので…
寒村極まる。重たい人間模様は斎藤耕一作品そのものな気はするが、兎にも角にも索漠としていて『旅の重さ』的なほのかな明るさも救いも無い。見捨てられた街の現実を見せつけられる。そしてめくらと津軽三味線の組…
>>続きを読む映画を観た後に印象に残る映像や凄えーなーって思えるシーンがワンシーンでもあればモノによっては満足してしまう。
そんなシーンがあった。
津軽海峡のうねる荒波+世界を包んでるような曇天+おばあさんの津…
隠れた傑作、超ヤバイ
☆
登場人物たちの心の動きが丁寧に表現されていて、とても濃厚な100分を味わうことができた
強い感情がいくつも重なり合い、激しい嵐が吹き荒れているような作品
萎びた東北の…