「津軽じょんがら節」
〜最初に一言、津軽三味線の血の煮えたぎるような、膓に沁みる音色の中に日本芸能の全ての源を覗き見る思いがするアートシアターギルドの大傑作。私のATG十本の指に入…
斎藤耕一監督作品
都会の空気にしかなじめないはずの男が、次第に日本的な風土に惹かれていく様を描く
1973年のキネマ旬報ベストテン第1位
ポスターからしてもATG感丸出しのコテコテ映画かと思い…
津軽三味線が素晴らしすぎる…
ちゃんと映画の内容にもシンクロしてる。
パチンコ行くのに車で2時間かかるような津軽のド田舎が舞台。
本作が他のATG作品と決定的に違うのが田舎が舞台であるにも関わらず…
映画タイトルのとおり、津軽の荒海ぎわの過疎の村を舞台に、三味線じょんがら節を使いながら齋藤耕一監督が描きだした凄い映画🎥
バスもろくに走っていない荒海に面した村に、真っ赤な服の女(江波杏子)とヒモ…
【1973年キネマ旬報ベストテン 第1位】
監督は『旅の重さ』の斎藤耕一。津軽じょんがら節が随所で流れる独特な作品。ジャケットになっている盲目の三味線弾きの女性たち、瞽女さんのイメージが強烈に挿入さ…
津軽にとある女とヤクザのヒモ男がやってくる。女の故郷である津軽にはろくにバスも走っていなくて悶々とする日々をおくる男。しかしそれでも村人たちとの触れ合いにより次第にこの土地にしかない魅力に惹かれてい…
>>続きを読むファーストカットを中川三穂子のクローズアップにしたのは大正解だと思う。説得力が凄い。その後も絵画のような美しい画面構成には目を瞠るものがある。でも個人的な好みでいうと、こういう話はもっと汚く撮ってほ…
>>続きを読むBlu-rayにて鑑賞
斉藤耕一監督ATG作品でも最高傑作に部類する本作は、第47回キネマ旬報ベスト・テンで1位を取得したのも納得の傑作映画。
都会をはじき出された男と女を軸に描くドラマで、津軽地…