津軽じょんがら節に投稿された感想・評価 - 8ページ目

『津軽じょんがら節』に投稿された感想・評価

TS

TSの感想・評価

2.8

短文感想 64点
津軽の漁村を舞台に、ヤクザの追っ手から逃れてきた男と盲目の女の恋愛を描いた作品。海辺で三味線をひく最初と最後のシーンが印象的です。雰囲気は良かったですが、中身に関してはそれ程響かな…

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このどうしようもない暗さ。一方で幻かと思うくらいキラキラ輝く水面…。三味線の音が懐かしくも不穏でもあり、ドキドキしてしまう。出店で現地のおばあさんたちに混ざって食材を買うという行為だけでその場の空気…

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TO

TOの感想・評価

4.0
赤いコートの女 冬の日本海 波の音 墓を建てるまでは 失業保険切れたら出稼ぎ 年寄りと童と女子だけ スーツで漁 保険下りない 息子に死なれた親父さん
暗い。けれどイラストから受けるようなおどろおどろしさは無い。男と女、誰か故郷を想わざる。
ペイン

ペインの感想・評価

4.0

ATG(日本アート・シアター・ギルド)配給作品ということと、このドぎついジャケからは想像出来ないほど普通に見易い良い映画だった(逆に言えば少し物足りない)。

冒頭、三味線が鳴り響きエンディングの一…

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江波杏子目当て…
東京で働いてたイサ子はヤクザの男を匿う為、青森の津軽へ里帰り
ほとぼりが冷めるまで田舎で静かに暮らそうと約束するも男は不満顔
こんな何もない田舎から出て金沢に行こうと話すも渋るイサ…

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aomshin

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3.8
瞽女が消えた後、東北新幹線が通る前。
日本の田舎が後戻りできなくなるまで変質していく、その間隙の一瞬を舞台にした話に見えた。
ROY

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4.8

初代高橋竹山の津軽三味線&斉藤真一の絵

■STORY
津軽の寂れた漁村。そこは、東京のバーで働いていたイサ子の郷里だった。イサ子はヤクザらしい男を連れている。男は徹男といい、よその組の幹部を刺した…

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さっ

さっの感想・評価

4.5

傑作。周縁(最果て)の土地と人々を超望遠のキャメラがドラマチックに撮る。褐色の風景の中に際立つ江波杏子の真紅のコート。織田あきらから滲み出る人の好さ。斎藤真一の絵が素晴らしい

cf.『恋人たちは濡…

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Kendrick

Kendrickの感想・評価

4.4
「故郷が出来てよかったわね」

波の音と、津軽三味線の音。
地方の閉塞感。

心の拠り所があることで、人生がいきいきとするもんですね。

盲目の女性が素敵でした。

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