ひで

ターミナルのひでのレビュー・感想・評価

ターミナル(2004年製作の映画)
4.8
何という 心が温まる物語か。 トムハンクス 結構おっちょこちょいでなんかいいやつなんだよな。 なんか憎まれない 役柄なんだよな。 人間って 所詮 組織の中で 生きている生き物だ。 国 会社 家族 人間社会のコミュニティの中で 存在している ことが 唯一自分を証明することだと思ってた。 国がなくなればどうするのか 会社がなくなればどうするのか 家族がなくなればどうするのか 人間1人ぽっちで生きていけるのか。 自分を証明するものなど何もない そういった時に自分をどうするのか。 そんなことを自問しながら この映画を見ました。

私も 営業マンだったので 出張は空港を送りをした。 様々な人が いろんな目的で 空に飛び立ち またこの家に降り立つ。 その様々な人たちは 様々な 個々の物語を持っており それらは お互いに知る由もない。 交差することはない その物語。 空港ではそんな何千通りもある物語を日々 産んでるもんだと思った。 一歩 空港から出ると 空港以上に様々な人たちが生活をしている 。 もちろん その人の物語 も 無限にあるのだろう。 このターミナルは それらの人間社会の縮図であり 喜怒哀楽を見事に表現した素晴らしい映画だと思います。 恋愛 友情 笑い 感動 これらを網羅した映画は 今まで見たことがない。
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