ぢゃっく天野

ターミナルのぢゃっく天野のレビュー・感想・評価

ターミナル(2004年製作の映画)
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Everybody,waiting for something.
ありとあらゆるインフラが整備され、迅速さが求められる昨今に、待つ事の大切さを謳った作品かと。
“待てば海路の日和あり”なんて、もはや死語かもしれないけど、たかだか80年しか生きられないんだから、みんなよりゆっくり生きて行ってはどうでしょう。

対外的な圧力で踏み出せない一歩
勇気がなくて踏み出せない一歩
人の力を借りないと進み出せない一歩

色んな歩みがあるけれど、人それぞれの“一歩”を考えさせてくれた一作。
ちなみに、この映画では背中を後押ししてくれないので、あしからず。

キャサリン・ゼダ=ジョーンズは、これくらい薄化粧が可愛げあって良かったなぁ…