Everybody,waiting for something.
ありとあらゆるインフラが整備され、迅速さが求められる昨今に、待つ事の大切さを謳った作品かと。
“待てば海路の日和あり”なんて、もはや死語かもしれないけど、たかだか80年しか生きられないんだから、みんなよりゆっくり生きて行ってはどうでしょう。
対外的な圧力で踏み出せない一歩
勇気がなくて踏み出せない一歩
人の力を借りないと進み出せない一歩
色んな歩みがあるけれど、人それぞれの“一歩”を考えさせてくれた一作。
ちなみに、この映画では背中を後押ししてくれないので、あしからず。
キャサリン・ゼダ=ジョーンズは、これくらい薄化粧が可愛げあって良かったなぁ…