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40歳の童貞男のIのレビュー・感想・評価

40歳の童貞男(2005年製作の映画)
2.9
時代が、と言えばそれはあるけど、女性蔑視がひどくてしばしば辛かった。男性の友情は結構だけど、女性を虐げることによって築かれる友情は辞めていただきたい。
男性登場人物の中で異常として描かれる"40歳で童貞"の彼が一番マシだった。「お前は女性を神格化しすぎだ」と主人公が言われるシーンがあるけど、女性を大切に考えるとそんな風に馬鹿にされる。"40歳で童貞"も今の時代馬鹿にする方が非難されるから変わったんだと思う。
主人公のNetflixの「LOVE」での男女の描き方はだいぶ違う形だったので、ジャド・アパトーも変化していってるんだなぁ。
それ以外に関しては、監督がオタク側の人間として主人公をおかしくも、愛ある感じで描いていて良かった。
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