経年変化

愛慾(愛欲)の経年変化のレビュー・感想・評価

愛慾(愛欲)(1937年製作の映画)
4.2
『望郷』コンビ再び。
ファム・ファタール然としたミレーユ・バランの存在感、転落に伴うジャン・ギャバンの演技の変化が白眉。そんな二人の、つかず離れずの哀歓もこれまた絶妙。『獣人』での殺人シーンも艶かしいがこちらもなかなか。
友人の助力で…っていう流れも泣けてくる