ラ・ピラートのJulianのレビュー・感想・評価

ジャック・ドワイヨン監督、ジェーン・バーキン主演の渾身の作品。マルーシュカ・デートメルスという配役はこの映画に豊かさを添えた。LGBT系のフランス映画で日本で見られるものは素晴らしいものが多いが、なかなか日本での評価が低いのが残念。この作品も前衛的で素晴らしい。心に突き刺さる痛々しいシーンが連続し観賞後もその余韻は心に残るだろう。