XXXXX

デッドヒートのXXXXXのレビュー・感想・評価

デッドヒート(1995年製作の映画)
3.9
「スリルとスピードに限界はない!!」

カーマニアで有名なジャッキー・チェンが、カーレーサーの役という異色のカーアクション映画!🚗
勿論DVDも持ってるし、当時怪しい店で買った今作のTシャツも家にあります😂

ジャッキー映画は2年経ったら、リブートすることにしてるので、毎度お馴染みリブートレビューです😅

日本に留学にきているジャッキー。三菱自動車工場にて勤務をしていた。その後香港に帰国し、家族で経営している自動車修理工場で細やかな生活を送る。しかし、違法カーレースの捜査を手伝ったせいで、凶悪なマフィアであり、カーレーサーのクーガーに報復の為に、妹を誘拐されてしまい、カーレーサーとして日本のレースに参戦する!

ジャッキーと言えば三菱自動車!と言う事もあり、三菱自動車の試験場など撮影してます。メインの舞台として、日本の仙台でロケーションされた作品。レース場での爆発シーンだけ、マレーシアで撮影されたみたい。

実はジャッキーが、この頃腰痛が相当酷かったみたいで、アクションシーンをかなりスタントマンに任せている作品です💦

アクション監督がサモ・ハンで、サモ・ハンらしくコマ落としを多用した編集や、やたら残酷な描写などジャッキー映画としては結構異色。

さらに、ワイヤーもかなり多用した為、若干アクションが不自然。パチンコ屋でのアクションシーンなんかは、往年の香港映画らしいかなり破天荒な仕上がりで、今の映画ファンが見たら呆れ返るかも💦 悪役の澤田謙也が開脚アクション頑張ってます!

パチンコ屋の奥に、なぜかヤクザがたむろする闇サウナあるし。でもジャッキーがサウナで整う展開にはなりません🤣

パチンコ玉に塗れてジャッキーがアクションするんだけど、かなりスタントマン使っているし、大きいパチンコ玉も手作り感満載で、ジャッキーの手に銀色の塗料がベッタリついてた😮‍💨

監督としてはゴードン・チャン監督がクレジットされてるけど、実際はサモ・ハンとユン・ケイと、スタンリー・トンの四人体制の現場だったそうでめちゃくちゃ豪華な陣容!スタンリー・トンは、次回作『ファイナル・プロジェクト』の打ち合わせも兼ねて現場に入ってたみたいです。

恐らくだけど、サモ・ハンが実質的な監督なんだと思う。サモ・ハンは90年代芸能界なら干されたり不遇の時代で、映画の作風も荒れがち💦
この作品の撮影現場に、ラッシャー板前が突撃してたテレビ番組見たことあります😂

そして加山雄三が、ゲスト出演としてジャッキーが所属する事になります!
レーシングチームの監督の役です!!

「ダメだよ!!ジャッキー!!」とジャッキーを叱る度に、ジャッキーがショボンとするシーンが可愛い🥺
ちなみに加山雄三は、最近のテレビ番組でジャッキーをめちゃdisっていたので、すごい嫌いになりました😡
NG集ではジャッキーが、三菱自動車の検査場の坂道で遊ぶシーンが映りますが、ジャッキーだからこそ許されたんだろうね。

ヒロインは、この頃ノリにノっていた『君さえいれば/金枝玉葉』のアニタ・ユンで、ボーイッシュで可愛らしい演技を見せているけど、この頃の彼女は相当ワガママで、撮影現場ではジャッキーと度々険悪な雰囲気になったみたいです。

香港映画過去最高となる製作費3億香港ドルを注ぎ込んで、思い切り迫力があるカーレースシーンを撮影した!と言いたいところなんだけど、早回しを多用し過ぎてアニメみたいになっちゃったし、物語もかなりメチャクチャで、数あるジャッキー映画の中で、かなり評価が低い作品です...😢

でも、ジャッキーの知られざる作品だし、ほぼ日本ロケでジャッキーの日本語のセリフも多いので、ジャッキーファンは要チェキなんです。

言うまでもなく、今作劇場で見てるんだけど、全米進出前夜の90年代なのにビックリするくらいお客さんいなかったな😱
もしかしたら、劇場で買ったパンフや下敷きとか残ってるかも!!

ジャッキーに免じて3.9(サンキュー)評価で🥺
XXXXX

XXXXX