穂苅太郎

第7鉱区の穂苅太郎のレビュー・感想・評価

第7鉱区(2011年製作の映画)
1.0
わわわわ久々に見たぞ韓国映画の超クズ作。ここまでひどいと映画学校の反面教師教材として世界的に採用してもいいのではないか。撮影音響照明どれも一通り最低レベルなのだが特にひどいのはカットつなぎや演出だ。つまり監督だ。部屋の中で殺されてるのに部屋の外からかかる血しぶき。投げたはずのライターをわざわざ念力で引き寄せたかのように拾うシーン。怪物との距離感。視点の定まらないカメラワーク。しょぼい銃声。どこに感情を移入していいんだかわからない人物設定。行動規範のちぐはぐ。怪物のアビリティと弱点がブレブレになっている。火に弱いんだか強いんだか早いんだか遅いんだか力が強いのか弱いのか。

3分に1回ぐらい取り返しのつかないノイズが。とにかく色々ひどい。他に色々突っ込むスタッフがいなかったのかな。そう考えると根本的に映画への侮蔑を感じるぞ。

とにかく映画製作を志す若者はまずこの映画を見てやってはいけないことをリストアップするところから勉強を始めるのがよろしいのではないか。
穂苅太郎

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