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ザ・セルのsinのレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
4.5
2000年公開の超バブリースリラー映画。
衣装担当は石岡瑛子で、背景美術やカメラワークも芸術的な演出が多く、美術が好きなら見るべき映画。

とにかく夢の中の演出がすごい、当時ではまだ実写との合成がぎこちないCG技術も上手く溶け込んでいて、あまり違和感がない。巨大なプールや金ピカの部屋など、実写セットの力の入れようも近年ではまず見られないレベル。

シナリオについても、現実と夢のギャップを上手く切り替えることにより常に緊張感が保てる作りになっている。夢と現実の救出の同時進行は温度差があり過ぎて若干シュールだったが…
あと主人公の女性の普段着がやたら肌を露出しており、ひさびさに2000年の無神経さを感じた
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