みゅらー

ザ・セルのみゅらーのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・セル(2000年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

分裂病のいかれた犯人の精神世界に入り込んで事件を解決するストーリーなのだが、どの要素も絶妙に浅くて映画に入り込む前に終わってしまった感がすごい。

精神世界の映像美はなかなかだが、猟奇犯の世界観って本当にそんな感じなの?と思いつつありつつ、ジェニファーロペスの精神世界に入ったら猟奇犯の世界観に引っ張られてる感があって「いや、引っ張られてるやんけ」と心の中でツッコミを入れてしまった。

事件も飼い犬や車、昔の勤め先から特定出来る内容で精神世界に入らなくても分かるじゃんってなったし、精神世界に入り込むコンセプトを推した結果、全体的に中途半端になってしまった感が否めない。

ただ、コンセプト自体は良いので続編も機会があれば観てみたいとは思う。
みゅらー

みゅらー