アロー

ザ・セルのアローのレビュー・感想・評価

ザ・セル(2000年製作の映画)
3.5
むしょうにターセム・シンが観たくなったので再鑑賞。こんなに美しい悪夢ってある?
いわゆる『インセプション』や『パプリカ』のように、他人の夢の中に入っていくお話。もしこの3作品の中からお気に入りを選べと言われたら『ザ・セル』と即答する。

きらびやかな衣装とまがまがしい風景が、みごとに非現実な世界を作っている。人によって夢の世界がガラッと変わり、グロい地獄もあれば、暖かく優しい世界もある。観ているあいだずっと「私の深層心理ってどんな世界なんだろう…」って空想が膨らんで楽しかった。

この監督が描くファンタジーが好きすぎて、彼の最新作『セルフレス』はあまり観る気がおこらない。もっと『ザ・セル』とか『落下の王国』ぐらいゴリゴリのファンタジーを撮ってほしい…。とりあえず『白雪姫と鏡の女王』は近々みてみようと思う。(鑑賞2回目・2021/07/17)

あらすじ:FBI捜査官のピーターは、若い女性を異常な方法でいたぶる殺人鬼スターガーを逮捕する。しかしスターガーは事故で昏睡状態となっており、囚われたままの被害者の居場所を聞き出せないでいた。そこでピーターは、人間の深層意識に潜入するセラピスト・キャサリンに調査を依頼する。

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(鑑賞1回目・2019/02/02)

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圧巻の映像。むかし観た落下の王国を思い出した。衣装も同じ人だったのか!
睡眠薬の成分を調節すると夢の中で好きな姿になれたり、手元のセンサーで目覚めたりなどのファンタジー要素が最高に楽しかった。
夢の世界はまさに悪夢的。頭の中ってきっとあんな風に混沌としてるんだろうなぁ…。
ジェニファー・ロペスに初めてお目にかかったけど、児童心理学者の役がぴったり。母性に溢れてる。もっとキャサリンの活躍が観たくなった。SHERLOCKみたいに90分全3話のドラマにしてほしい!もちろんジェニファー・ロペス主演で。
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