ShinMakita

バス停留所のShinMakitaのレビュー・感想・評価

バス停留所(1956年製作の映画)
1.7
モンタナのド田舎で暮らす21歳のカウボーイ・ボーレガード(ボー)がアリゾナの都会フェニックスに向かった。ロデオ大会に出場するためだ。田舎から出たことがない彼は、長距離バス内でも大声出したり筋トレやったりして大迷惑。着いたら着いたで横断歩道の渡り方も知らずクルマにクラクションを鳴らされる始末だ。そんな彼が、大会前日に寄ったバーでステージに立つ売れない歌手シェリーに一目ボレしてしまった。強引に口説いて強引に婚約を宣言するボーに、絶句してしまうシェリーだったが…



「バス停留所」


マリリン後期キャリアの代表コメディ。とにかくキャラが強烈すぎるボーに、マリリン演じるシェリーが振り回され続けるという話です。あまりのシツコさに音を上げたシェリーが逃げまくるサマが楽しい。おつむが少々足りなそうに見せるのが上手く、しかも衣装が下品なエロさで、さすがマリリン・モンローという感じの一本。単なるコメディではなく、実は不器用な男女のコミュニケーションについてのドラマだと分かる後半のシリアスなところが好きです。
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