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女は男の未来だのmoneのレビュー・感想・評価

女は男の未来だ(2004年製作の映画)
3.7
相変わらず少し不思議な時間軸で話が進む。
エリックロメールの『緑の光線』『美しき結婚』のような拗らせ女性とは対照的に、欲望に忠実すぎる男性が印象的な本作。
絵画を教える大学教授がとにかく高圧的で気持ち悪いわ狡いわで嫌悪感を抱きながら見ていたけれど、ここで提示される男性像はホンサンスの皮肉なのか、嗜好なのか。
呆気なく終わったラストに拍子抜けしつつ、こんな映画もアリだなと思わされた。

音楽と犬が良い。
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