こないだたまたまBARで会話していたらオススメされた作品なんだけど16年も前に公開されていてここまで評価されているのに存じなかった…。しかも監督があのショーン・ペン。
どのサブスクにも配信されていなくて1年ぶりにゲオで借りてきたぐらい気になった内容で期待通り放浪する少年のヒューマンドラマ兼ロードムービー。
アレックスは小説や詩人が好きなのでロマンチストで哲学的。常にセリフを引用したりするので名言が散りばめられていてメモしながら観たくなるほど。
ノンフィクション作品『荒野へ』を映画化した内容なので若いながらも〝人生の意味〟を探すアレックスに心打たれるシーンも多々あった。
自分も去年の夏頃に地元から関西へ引っ越したばかりなのもあるし、知らない場所に旅をするのも好きで知らない人とコミニュケーションをとるのも好きなので作品を見ながら自分の気持ちと照らし合わせる部分や共感できる部分も多かった。
正社員から派遣やバイトまで幅広く色々してきたけどやっぱり人との〝交流〟は付き物で、作中にお金や贅沢や食べ物はどうにか切り離せたけどアレックスが人との交流は切り離しきれなかった姿をみると改めて自分の日頃の生活を思い返す部分が多い。
新しく何かをすることは常に考えていることだけど多くの人は〝お金〟や〝時間〟が足りなかったり作れなかったりして断念してる人がほとんどだと思うけど純粋に冷静に考えたら色々な理由があるにせよ言い訳でしかないのかなとも考える時がたまにある。縛られてる何かを解放するのは自分自身しかできないのかなと考えたら行動あるのみ！
常に高そうな腕時計を付けていたり時々バイトをしてお金を稼いでいたり社会に溶け込みたくないという割にはしっかりそこは働くんだとツッコミたくなる場面はちょこっとあったけど…笑 実話だったりラストを含めて色々考えさせられる内容で自分の心にはかなり響いた作品でした😊
おすすめしてくれた知り合いには感謝🙏
