このレビューはネタバレを含みます
見ていて辛かった。
切なく、胸が痛い。
自分探しをしながら、大自然を気持ち良く生きていく映画のイメージでしたが、明るいものではなく、人生とは何か、幸せとは何かを考えさせられる作品でした。
最近は自分自身の人生を考えたりしていて、現状を満足せずに常に向上心を持っていたいと思って生きている。
一生のうちに自分がやりたいと思うことは必ずやろうと思ってる。
やりたい。
逃げたい。
見つけたい。
つかみたい。
どんな気持ちでこの映画の方は旅をしていたのだろう。
人生において『一度は自分を試すこと』が大事と言っていた。
私もそれは共感できる。
『もし生き方が理性で支配されるなら人生の可能性は打ち砕かれる』
可能性をつぶすような考え方にはなりたくない。
人間関係以外にも人にはたくさんの楽しみ方がある。と中盤過ぎて言うが…
やはり最後は『孤独』という文字が現れた。
『幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時』
本当にそう思った。
大切なものは、いつも自分の近くにあり、自分次第で築きあげられる。
それに気付き、そこに幸福を感じるか。
自分の存在は、自分一人ではなかなか認識できないものだと思いました。