究極の人生、極限の生き方。偽りの自分を抹殺するため、これ以上文明に毒されないように荒野に姿を消す…キャリアは20世紀の遺物と言いのける若さが眩しい。
顛末含め、希望に溢れた作品なのかなと。無謀な中の自信や勇気、若さを貰えた気がする。旅中主人公が出会う人たちと同じように。
やりたいことはすべてやる。新しい経験こそ人生と歩みを止めない兄に、語りかける理性的な妹の声が一番くらいます。自分も昔はこうだった、けど今の自分はどうか。
野生ながらも詩的な世界で生きる彼の姿が美しい。他人の人生に触れることで成長していくアレックス。人生は長い旅と言われる所以なのかも。
勇気を貰えた人もいれば、暗い気分になった人もいるようで。映画って面白いなぁ。