Gatt

タイガーランドのGattのレビュー・感想・評価

タイガーランド(2000年製作の映画)
3.8
コリン・ファレルのブレイク作品ということで、鑑賞。
反戦作品というか、徴兵の中で人生に戸惑う青年たちを描いた作品って感じでしょうか。

ベトナム戦争が泥沼化する中、アメリカ本国では、戦地に赴く前の兵士たちの厳しい訓練が行われていた。そんな中、兵士としての腕は優秀ながら、生命を無駄にするなと上官に逆らい続けるボズ(コリン・ファレル)。志願兵パクストンは、そんな彼と打ち解けて行く。

出兵1週間前には、「タイガーランド」という現地ベトナムを模した特設地域での地獄の訓練が待っている。

訓練とか戦争というより、結局人間関係。実際、精神を乱したら怒りの矛先が仲間に向けられてもおかしくない。熱い友情も芽生えるけれど、逆だって有り得る。
銃を持つ、人を殺す、殺しに行く。それが身近にあるのが戦争なんだって改めて思いました。

若いコリン・ファレルはカッコよかった。軍隊の中じゃ変わり者だろうけど、マトモな人間性の役。魅力的な人物像でした。
まぁ、くじで徴兵されちゃう世界だったんですよねw。

パクストンは真面目な青年って感じだったけど、この人「キューティ・ブロンド」の元カレ役じゃんwww
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