トルーマンバロウズ

ブルース・リー/死亡の塔のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

ブルース・リー/死亡の塔(1980年製作の映画)
3.2
カンフーの達人であるビリーは友人の葬式に参加するため日本にやってきたが、葬式中に謎の組織に殺害されてしまった。
ビリーの弟であるボビーは兄の死の真相を確かめるために日本に向かうが・・・・。

ブルース・リー主演のカンフーの達人である兄を殺されたカタキをうつために犯罪組織に立ち向かう弟を描いた異色のカンフーアクション映画‼︎
一応ブルース・リーが主演ではあるが過去の映像流用や代役での出演がほとんどだったので、死亡遊戯以上に異色感あふれる作品に仕上がっていた。
また代役のシーンも死亡遊戯の時よりも代役の顔を隠すことがほとんどなく丸見えだったので、制作側にやる気があるのか正直疑わしい出来であった笑
しかしアクションシーンはそれなりに迫力があり特にボビー役のタン・ロンはなかなかのアクションを披露してくれてそういった点では悪くない作品だった。
ストーリー上必要性を感じないお色気描写やクライマックスの死亡の塔のセットが007みたいな出来だったのはちょっと気になったが、アクションに関してはそこそこ頑張っているなんとも変わったブルース・リー映画だった。