第二編になるとさすがに状況がわかってきた。
ニューヨークから東京に帰ってきた滝沢と咲。なぜか、引き離され、滝沢は連行される。
滝沢は、トイレで弘瀬に会ったので身代わりを頼み、自分は脱出。東のエデンからトレーラーが海ほたるにいることを聞き、海ほたるに向かう。
一方、咲は滝沢の母親と思われる女性と会うために、あるレストランへ。だが、件の女性は、ことごとく否定する。そのうちに、公安がやってきて、その女性は逃げ出す。咲も逃げる。
海ほたるに辿り着いた滝沢は、トレーラーのNo9に乗り込み、走り出す。東のエデンのおネエも来ていて、トレーラーのNo1に乗り込み、こちらも出発。攻撃されないためらしい。
行く先は総理別邸。
総理別邸に到着すると、そこで、滝沢は国民全員に一円を振込み、楽園に行こうと告げる。
タクシー運転手をしている亜東はそれを見て、勝者は全員ということで、ゲームは終了し、全員の記憶を抹消した。
国全体を巻き込むようなゲームをやっているらしいということがわかる。
ゲームなので謎解きの要素もあり、ただ、ゲームといっても、PCの中だけ、というわけではないらしく、実際、ミサイルが飛んできたり、公安が動いたり、現実世界とリンクしている。だから、サスペンス要素もあり、スリリングな展開である。
ただ、現実のどこを結び付けるのかというと、匙加減が難しいかもしれない。
