イペー

ウォーリーのイペーのレビュー・感想・評価

ウォーリー(2008年製作の映画)
4.4
ウォォォォォーーーリィィィィィーーー‼︎
本当は声に出して叫びたいんですが、夜中なんで止めます。
ポンコツロボットが巻き起こす、愛と奇跡の物語。

ピクサー作品、モンスターズインクしか観てません。キレイな画だなー、ヌルヌル動くなー、程度の感想。
ウォーリーに関しても、お子様が観るもの、宇宙が舞台なら、男は黙ってゴーストオブマーズだと思ってました。(個人的な意見なのでお気になさらぬよう)

舐めてたわ…。とりあえずピクサーに謝ろう。ピクサー、ごめん…。

お話は単純。700年後の未来、荒廃した地球にたった一台残されたゴミ収集ロボ、ウォーリー。一方、宇宙の彼方に脱出していた人類の生き残りから使命を帯びて地球に派遣されたロボット、イヴ。二台のロボが出逢い、恋に落ちる物語。

ダメなヤツが一点突破でひたむきに頑張るという王道の筋立てに、未来かつノスタルジックな世界観、過去の有名SF映画に対する屈託のないオマージュ。嫌いな要素が無い!

装置が大掛かりで実写でやるのは至難のワザ。ピクサーの精緻なアニメーションだからこそ実現できるビジョン。当たり前ですがアニメって、SFやファンタジーとの相性良いですね。

ロボット同士の純愛は言葉に頼らず、甘過ぎるくらいにロマンチック。宇宙空間を駆け巡る二台のロボに涙腺破壊されました。
童心に帰って、とは言いません。むしろ男の中の男こそ、寡黙(?)なウォーリーに男の美学を感じ取って下さい。

最後にもう一度。
ウォォォォォーーーリィィィィィーーー‼︎
イペー

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