panaki

ウォーリーのpanakiのレビュー・感想・評価

ウォーリー(2008年製作の映画)
3.6
【Disney+強化月間】
大好きなピクサーの大好きなSF
初見でした

相変わらずピクサーは哲学的でメッセージ性が強いけど
これは2008年の作品ながら、昨今の断捨離やサスティナブルをかなり早い段階で表現しているように感じられた


ほぼセリフのない冒頭は、
静けさと人間が壊した地球の物悲しさの中にウォーリーの優しさだけが際立つ(Gは予想外であわわ、となったけどだんだん慣れる)

イヴが来る中盤で、
今までひとりぼっちだったウォーリーに愛が芽生える
これは【星の王子様】でいうバラに対する気持ちと同じで、大切にしていた時間が愛を育てる


地球を飛び出してからの終盤は、
キラキラとした銀河や宇宙船がワクワクしポヨポヨの人間に笑わされる
けれどとっても現代人を揶揄していて、ドキリとさせられる


無機質なモノや、愛や思考という目に見えないモノにハートを持たせる天才
これぞピクサー👏🏻
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