灰田

アイ・アム・レジェンドの灰田のレビュー・感想・評価

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)
2.5
こんな話だったかな。中学生の時にみたけど、もっとわくわくしていたような気がする。あの頃はバイオハザードみたいな、怪物をかっこよく倒す映画だ。なんて感想しか持ってなかったのだけど、今の僕は、どうも感染者に感情移入してしまったようだ。彼らからすれば主人公は仲間をさらって殺す悪者にしか思えないのだよ。銃で撃って罠を張って。僕にはタイトルの「I AM LEGEND」は、主人公が伝説の悪魔だって言っているように思えた。
リーダーらしき感染者が、家族か配偶者か、ともかく大切な人なのだろう、を奪われた時のあの表情が脳裏に焼きついて消えないよ。あんなに悲しい顔をして、怒っていた。仲間と一緒に取り戻しに行って、最後の爆発で亡くなったのかもしれないが、もしかしたら、彼がタイトルの伝説なのかもしれない。

実はエンディングが2種類あるらしく、主人公が死んだり死ななかったりするらしい。個人的にはどちらでもいいのだけれど。
灰田

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