マチャアキ

きみに微笑む雨のマチャアキのレビュー・感想・評価

きみに微笑む雨(2009年製作の映画)
3.1
韓国の本社から中国四川省に出張となった建設重機会社のチーム長🙍‍♂️パク・ドンハは、🛩空港に迎えに来ていた👨‍🌾支社長に案内され成都市の観光へ。李白と肩を並べる中国を代表する唐の詩人、杜甫ゆかりの地である杜甫草堂博物館に勤める観光ガイドのメイと出会う。メイとは🇺🇸留学していた頃の友人で、10年振りの👫再会となったわけ。変わらない美貌に一瞬で心奪われるチーム長。積もる話はもちろん沢山あります。先に誘って来たのはメイの方だ。久し振りに会った高揚感とちょっぴりの😨下心がその顔に出る。食事などをするうち、10年の時の空白が少しずつ埋まっていく。10年前はこんな気持ちだったんだと打ち明けるパク・ドンハ。思わせ振りな態度でさらりと躱すメイ。そんなやり取りが互いの距離を近付ける。互いを想う💑気持ちも大きくなっていく。🛫帰国の日が来る。今が最後のチャンスか!も、もう😤ガマンも限界!あぁ、もうあかん!滾る内臓脂肪!焦り、お預けを喰らうチーム長、間の悪い支社長。そして、メイからの突然の通告。な、何やねん、今かいな。今まで黙ってたんなら、もうちょっと後でもええやんか!追い討ちをかけられるパク・ドンハ。一日延ばした帰国も意味なく次の日を迎えるが、またもメイからの不意打ちによって帰国延期となる。今度こそなのか、それとも。。。
この作品はただのジャレ合いバカップルな話ではなく、四川大地震から1年後という設定がどうしても胸に突き刺さります。さらに原題「好雨時節」から勝手に解釈すると、好まれる雨は時を弁え、生きとし生けるものすべてに恵みの糧を与える。。。とするならば、時折降る☔️雨は二人にとってどうだったのだろうか。タイミングも大切だよね。物語のキーとなる〝地震〟〝雨〟そして🚲〝自転車〟。これらは、二人にとって好雨時節となるのだろうか。四川の街々の風景や料理など、側面から見た沈黙の脇役たちも愉しませてくれる。
ふと思った。🇰🇷韓国と🇨🇳四川、少しだけ東にズラしてみましょう。🇯🇵日本と🇹🇭台湾。チョン・ウソン氏を東出昌大さんに、高圓圓氏を「美男ですね」のルゥルゥ・チェンさんに置き換えて、同ストーリーを思い描く。( ̄ー ̄ )描けません。顔の系統が似てるからって、あかんわな。やっぱ、この二人で良かったのですかね(๑˃̵ᴗ˂̵)
ニホンでは活発さに欠ける🐼パンダの元気に動き回るシーンも見られますよ😆
ラスト、何気ない物語もいいものだなとシミジミ思う、カラダに優しい😌癒し作。
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