ピーター・グリーナウェイ版の『注文の多い料理店』とでもいうか単なるドロドロ昼ドラというかもう何だかわからんけどまあもうそこはピーター・グリーナウェイなので映像の世界にはまり込んでうはーってなってれば…
>>続きを読む強欲で傲慢な泥棒は、何もかもやり過ぎてしまう。理性の歯止めが効かないそれは、周囲に火の粉を撒き散らし、恐ろしい結末に向かって突き進んでゆく。
独特の撮影方法…それに慣れるまで戸惑ってしまった。舞台…
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オーナー役の人がとにかく下品で野蛮で品性に欠けていてうわ…と思って観てました。不倫してる2人も詰めが甘いというか、もっとうまくやれよ!と思ってしまいましたが、映画ですからね。ストーリーはあまり個人的…
>>続きを読むピーター・グリーナウェイの映画の中ではこれが一番好きです。皮肉効かせすぎて皮肉の味しかしない、みたいな。イギリス人が本気出してきた、みたいな。映画史上最も不快な人物(と思われる)アイツの存在とか。何…
>>続きを読むレストランで繰り広げられる愛憎劇。
人間の欲望、食欲と性欲を独特な映像美で表現した芸術作品って感じ。
美しくもあり、下品。
主人公の汚い声と少年のソプラノヴォイス等全てが表裏一体
衝撃のラストは…
映画美術の技巧は豪華絢爛な室内装飾や衣装と同様に、腐敗した食べ物や動物の死骸にも発揮されているから参っちゃう。でも露悪的なイメージと下品に騒ぎ続けるオヤジをやり過ごしたあとにやってくる結末がはちゃめ…
>>続きを読む鈴木清順作品的な美術・衣装が統一された色彩設計と、ウェルズ作品(特に『市民ケーン』)的なパンフォーカスを活かした構図と長回しで全編構成されていて眼福
映画には食事とセックスと暴力があれば十分だと思っ…
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