寝具とSing

コックと泥棒、その妻と愛人の寝具とSingのレビュー・感想・評価

4.2
終始汚い世界観ではあったがその下品さの中に一貫した美学みたいなものを感じてめちゃめちゃ面白かった。
食を中心として暴力、性欲、金が渦巻いていて食というものに対してそういうある種の破壊的なパワーをものすごく感じた。
ストーリーとしては割とシンプルではあったが、映画のセットとかセリフとかがとにかく独特で視覚的な魅せ方が自分とすごく相性が良くて、ラストもスカッと終わったので、これは傑作でした。