キミシマユウキ

ゾンビ/米国劇場公開版のキミシマユウキのレビュー・感想・評価

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)
2.8
突如、死者達が蘇り歩き始めて生きているもの達に襲いかかってきた・・・

ホラー界の巨匠ジョージAロメロ監督の代表作。
【ゾンビ】という怪物を世界的知名度にし、共通認識を作り上げたゾンビ映画の代名詞な作品。

ロメロのゾンビ作品は他に4つほど見ているが、特徴としてはゾンビという怪物を通してさりげない社会風刺をするところがよくあげられる。
が、個人的にはそんなことよりもどの作品も
とっても美味しそうに人肉を食べるのが印象的(笑)
弾力のある噛みごたえとジューシーな肉のたべry(グロイので割愛)

内容は今となっては鉄板中の鉄板のゾンビが現れてショッピングモールに逃げ込んで・・・といったもの。

低評価の理由は自分の年齢のせいだろう。古い映画なのでアクションや背景、ゾンビたちの動きやメイクにに違和感を感じて何度も退屈な気分になってしまった。
そう考えると最近のゾンビ達はメイクも素晴らしく気持ちわるいしエキストラさんの演技も鬼気迫るものがあるなぁと感心。

もちろんゾンビの元祖としてのリスペクトはあるが、今まで沢山新しいゾンビ映画を見てきた自分には物足りなかった。

リメイク版ザックスナイダー監督の
「ドーンオブザデッド」
の方が好み。

ゾンビ映画好き、ロメロファンはもちろん必見の作品。