すけきよ

雨の訪問者のすけきよのレビュー・感想・評価

雨の訪問者(1970年製作の映画)
2.5
胡桃パンは好きではない。臭うからだ。胡桃でガラスを破ると恋に落ちるとは正しくない。なぜなら、それでは胡桃の香りがしないからだ。胡桃が割れる事による臭い匂いのほうが恋のやり取りを暗示しているとワタシは思う。この作品もそんな逆説的なものだ。殺しはいけないが殺していい奴もいる。憎いけれども淡い恋心を抱いてしまう。退屈なお話だし、展開だけれど、ブロンソンのダンディーさがそれを隠してしまう。本当はつまらない作品なんだけれどもね。
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