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ガーターベルトの夜のsonozyのレビュー・感想・評価

ガーターベルトの夜(1984年製作の映画)
3.0
フランスの女優ヴィルジニー・テヴネの監督デビュー作。
セックスの事しか考えてない?ジュザベルという女性(シューザベル・カルピ)が、飲み会で出会った17歳のウブなアリエル君を一晩お持ち帰りし、パリのエロティックナイトを伝授する物語。

ジュザベルがフレデリックという半年前に別れた男に依頼された、セックスに関する街頭アンケートを行き当たりばったりに聞いていくという面白いオープニング。
性的指向、頻度、重視する点、性生活の満足度、エロティックな妄想するか?..etcなどの質問をぶしつけにしていくので、適当に答えたり、怒ったり、欲情して抱きつかれたり。

女友達ルイーズと行った飲み会に来ていた17歳のウブなアリエル君を見て、色々と教えてあげたくなったジュザベルがセックスに関する体験を語りしつつ、彼を部屋にお持ち帰りしお楽しみの後、アダルトショップ、エロビデオブース、覗き部屋、ストリップショー、ブローニュの森のトランスジェンダーの街娼…と、連れ回すお話です。

タイトル『ガーターベルトの夜』ですが、テーマソングの歌詞に出てくるのと、ストリップショーのお姉さんやブローニュの森の街娼がガーターベルト付けてます。
ちなみにこのジャケ写は、フレデリックの秘書役のアリエル・ドンバール様ですが、出番も少なく、彼女のガーターベルト姿が見れるわけではありません。

チョイ役ですが、パスカル・グレゴリー、パトリック・ボーショー、エヴァ・イオネスコも出てます。

アリエルはそもそもさほどセックスに興味津々なタイプでもなく、翌日、旅行に行くため、早く帰りたいんですが、そういうキャラだからこそ、ジュザベルのご指導モードに火がついたのか。笑
いずれにせよ、そのご指導モードが強引なので、後半に向けてジュザベル(シューザベル・カルピ)がジワジワと嫌いになってくる作品でした。笑
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