三四郎

喜劇 初詣列車の三四郎のレビュー・感想・評価

喜劇 初詣列車(1968年製作の映画)
3.0
「世の中には本当に…人間の力じゃどうにもならないことってありますからねぇ」
渥美清の話し方に深みがあって良い。

遊園地のシーンで目が回ってしまい、肩組んで話してるつもりが離れていく…というシーンは笑えた。渥美清って天才だなぁ。
クスリでラリっておかしくなった演技には笑いが止まらなかった。本当に凄い俳優だ。めちゃくちゃ笑えた。

日本にもヒッピー文化があったのか…と、改めて思った。1960年代から70年代というと、木下惠介アワーや「ありがとう」のようなあたたかく朗らかなホームドラマをイメージしてしまうが、一方で堕落があったんだなぁ。

雪山の東映ホテルって…今もあるのかしら?
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