リコリス

素晴らしき哉、人生!のリコリスのレビュー・感想・評価

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)
4.2
有名でタイトルは存じていたけれど、まさかのマルチバース仕立て。ただのXmasいい人ストーリーではなく、(しかも今でこそXmas定番、米国映画遺産扱いが)興行が当たらなくてキャプラの映画会社が無くなるきっかけに。

蛍の光を街の人々皆で合唱するXmas、ジョージはアイリッシュ移民? プロム(高卒パーティー)、マイスモールタウンで暮らす一生、社交場酒場、大戦の影、慎ましやかなNY周辺白人の生活…西部や南部のように有色人種はいないし。別の世界のメアリーを見てると、幸せは家庭を持つこととセットだし。

クラレンス、「アナ雪」のオラフはここから?

情けは人の為ならず、隣人愛というキリスト教的ヒューマニズム。少しだけ違和感や引っ掛かりを感じながらも見てしまうのは、やはりこうだったらいいな〜、だからかな。
いや、昔はアメリカも日本も、こうだったんだよな~。
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