Utaromurano

天使の復讐のUtaromuranoのレビュー・感想・評価

天使の復讐(1981年製作の映画)
5.0
まさか映画館で本作が観られる日が来るとは!期待通り最高の作品だった。80s初頭のマジで治安悪いニューヨークが舞台の犯罪映画が好みなのでドンピシャだった。アベル・フェラーラの荒削りだけど独特なセンスを感じる演出も良い。監督の前作ドリラーキラーの女性版という感じもあって楽しめた。エレベーターからカメラマンを撃つショットが最高にカッコいい。公園で数人のチンピラ相手にするシーンも最高。殺人を重ねるにつれてドンドン垢抜けていくサナが魅力的。ラストのシスター姿での殺戮シーンが印象深い。ノーウェーヴ風な音楽も最高。殺伐とした内容だが所々笑えるシーンもあり不思議な味わいの作品だった。
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