shimeno

天使の復讐のshimenoのレビュー・感想・評価

天使の復讐(1981年製作の映画)
3.4
男は全員○ね!と言わんばかりで好き。これが男性の脚本監督なのも好き。

レイプ犯はもちろん、キャットコールもナンパ野郎も全員逝ってヨシ!がスカッとする。

ゾーイ・ルンドの美貌が良かった。何考えてるのかわかんない感じ。
レアセドゥとかアニャテイラージョイを彷彿とさせた。

レイプシーンはトリガーウォーニングではあるものの、なるべく性的にキモくならないようにされていると感じたし、後に幾つかのいやらしいシーンがカットされてるそうなので意図して演出をしてるんだと思う。

(男でも女でも)性じゃなくて心で理解して愛してくれる人、心の内を明かせる人に出会えてたら違う結末だったのかなとちょっと悲しくなる。
男を罠にかけて自ら狩りにいく様は、もしかしたらキモくない男が現れるかもしれないと男を試してたのかな。

ミサンドリーも行き過ぎると同性からですらも共感を得られない、と解釈できるラストは理解しつつも切ない。
男女の対立のようでいて主人公の孤立の物語だったような。

男だけど男はクソということには大賛成。
ラストはちょっとほっこり。
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