いな

按摩と女のいなのレビュー・感想・評価

按摩と女(1938年製作の映画)
3.0
清水宏監督作は初鑑賞。

山道を歩く2人の歩幅に合わせて牧歌的にカメラが進んでいく所から引き込まれた。高峰三枝子と佐分利信の二人のシーンは男女の性を感じるのだけど、そこに徳大寺伸を横切らせる場面が面白い。日守新一が佐分利信をマッサージしてる時に子供に悪戯される所が微笑ましく笑った。

構図やらなにやら凄いのだけど、凄く素朴にも見えるのでサラッと誰もが楽しめそうな感じも良い。
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