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按摩と女のtaroumanのレビュー・感想・評価

按摩と女(1938年製作の映画)
2.5
神保町シアター
ヴィンテージ物を観慣れてないせいなのか、なんか不思議ちゃんぽいイメージが全編に漂っているが別に決して不快ではなく井伏鱒二とかの短編小説を連想、もしくはまったくもって自信はないがジャックタチとかのフランス映画。
高峰三枝子がとっても妖艶でミステリアスな役どころだが、按摩さんと取り合わせることでうまく中和されてる印象。
馬車で来て馬車で帰る、下界と隔絶された温泉場。ここでもないどこかみたいな感覚。
のちの日本の首領も出演しているが若いころからセリフ回しは変わらないなあと再認識。
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