刑事モノ。黒澤映画はなぜこんなに素晴らしいのか。一切の隙が無く、緻密に作りあげられている。それなのに、遊びがあるので、観ていると身体も心も全てもっていかれてしまい、映画が終わるころにやっと夢中になっ…
>>続きを読む前半の展開が間延びしてた感ありですが、後半からかなり面白い。
若き日の三船敏郎はハードボイルドでカッコいいし、志村喬が何度も汗を拭うのは夏の暑さを醸し出して最高です。
後楽園球場での当時の巨人軍…
日本の刑事モノの元祖と言われている作品。黒澤×三船×志村のトリオはこの時から大健在!三船×志村のバディ感にすごく熱くなった!
そして、ラストの犯人と向き合う時の三船さんのカッコよさ!シビれた。よく…
戦後まだ4年ほどしか経っていない1949年の日本でこんなモダンなサスペンスが作られたことに驚く。とは言え、一般的に絶賛されているほどは圧倒はされず、今でも無条件に楽しめる用心棒などと違って、製作され…
>>続きを読む戦後の混乱した社会で生きる事に悩む刑事。
戦後の貧困と混乱した社会の中で、復員し刑事となった若い男。その上司の老練刑事。同じく復員し犯人になってしまった青年。三人の荒れた社会での想いと生き様を黒澤…
さすが黒澤、という構成力、演出力だが、他の作品に比べると若干キャラクターが薄いだろうか。あとは、音声だな…黒澤は音質への拘りは比較的薄かったと聞いたことがあるが、この映画は特に聞き取りづらい部類かも…
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